「処刑」だけではない、戦場記者の姿が変わる

東洋経済オンラインに、3週間かかって書きました。。。http://toyokeizai.net/articles/-/46410?page=4

広島、長崎、中東

広島への原爆投下時間、6日午前8時15分にあたる米国東部時間5日夜、ニューヨーク・マンハッタンのキリスト教長老派教会で、「広島・長崎メモリアル」が開かれた。冷房もなく、扇子やプログラムをあおぎながら、4時間に渡るイベントに参加した200人…

カイロ、ぼられて、助けられてドタバタ取材記

5月22日(火)初の「自由で、公正な」選挙と言われる、エジプト大統領選挙を前にカイロ到着。 空港からのタクシーで、注意していたのにも関わらず、英語が通じないのか(通じないふりをしているのか)、いきなりぼられて、40ドルも払った。ニューヨークでJFK…

警察から逃げる若者たち メディア・ブラックアウトに立ち向かう活動家たち

5月15日12日の大規模デモは土曜日で、それから15日、つまり一年前に若者が蜂起した日を記念する日まで、週末と週明けのバンキング・ホリデーを利用して、デモを続けようと言うのが最初のアイデアだった。 ところが、昨年のデモの後、警察がプエルタ・デル・…

大規模デモ、前夜

5月11日(金) パリからの深夜特急でマドリッド着。14時間だが、結構寝た。 ただ困ったのが、インターネットがなかったこと。覚悟はしていたのだが、原稿の初校、再校をやりとりする時間帯にひっかかった。 マドリッドの駅に着いて、WiFiがないか尋ねて歩く…

ビール缶の音が耳に鳴り響いたフランス大統領選投票日

日経ビジネスオンライン「ニュースを斬る」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120507/231739/?ST=pcウォール・ストリート・ジャーナル「欧州最新ルポ」 http://jp.wsj.com/World/Europe/node_439467?mod=Right_Column5月6日(日) 夕方、福岡に…

姿勢が悪いのは大統領らしくない!

5月4日(金) Zoom Japonを取材。フランス人向けに、日本の情報をフランス語で発信している月刊紙。Courrier International(日本でも出ている、国際情報紙クーリエ)から迎えた編集長が、硬派のニュースをばっさりばっさり書いているすごい紙だ。 今月の特…

大統領討論会、なんと3時間

5月2日(水)議論が好きなフランス人。よく言われることだが、サルコジ大統領とオランド候補の、初の「対決」討論会はなんと3時間だった!さすがに疲れて、最後の方はうとうとした。アメリカの大統領候補討論会は大体90分だ。 それをフランス人に言ったら「…

やっと生ハム

知人の紹介で会ったQ氏が、連れていってくれたLes Juvenilesにて。知らない女性と、生ハム、ワインはあり得ない、と思っていたら、ガールフレンドが後から合流。 両親と食事したとかで、デザートの後から、生ハム、白ワインには戻れないと、口にせず頑張り…

8日目 大統領になるかもしれない男、オランド候補

4月29日(日)まだパリショッピングができない日曜日にどこに行こうかと考えることなどなかった。サルコジ大統領の対立候補、社会党のフランソワ・オランド候補の集会が郊外であった。 街中でみつけた社会党の事務所によると 「2時からバンドが出て楽しいよ…

7日目 再び、食べること

4月28日(土)「パリで美味しいものを食べて、ちょっとゆっくりしたら!」とみなに言われて出て来たが、けちしているせいで、全く食事にはあたっていない。 朝はお紅茶とグラノラバーで、美味しい紅茶があればかなりいいスタートが切れる。 あとは一日一回と…

6日目 野宿する若者たち

4月27日(金)NYの友達に紹介された活動家Nを探して、パリ郊外で若者が占拠しているシアターに行き、そこから別の郊外の農場へ。 今日は写真を中心に。 ピエール、マリー・キュリーという名のメトロ駅 郊外のイブリー(Ivry)。中心部と違って、ゴミと犬のふ…

5日目 食べることは自分たちのアイデンティティ

4月26日(木)ローラがパリとフランス人に参っているという話を聞いたので、会った人に必ず聞くようにしている質問がある。 「パリやフランスのどこが一番いいですか」日本からバックパックで旅に来て、フランスに住み着いたというT氏は、「まず、食べ物だ」…

4日目 20年ぶりにみたあるもの

4月25日(水)知人の紹介で、K氏に会いにラ・デファンスへ。駅を降りると、ラスベガスみたいな大きなモール(とても、パリと思えない、ユニクロあり)、石油大手トタル、世界最大の原子力複合企業アレヴァの本社ビルが、どーんと建っていてびっくり。トタル…

世界初、巴里の電気自動車レンタル

おしゃれ。。。 Sent from my iPhone

3日目 パリを出たい、でも、ゲイの街へ

ああ、今日も雨だ。 ニューヨークの国連記者クラブにいたローラに5年ぶりに再会。 「パリなんて、もういや!明日にでも、よそに行きたい!」 という話を2時間聞かされた。日曜日に店が閉まっていてどこも行くところがない、子どもに暗い色の服ばかり着せる、…

2日目 無愛想なパリ、にこやかなアップルストア

4月23日(月)FMラジオ J-WAVE に出演してから、昼にホテルを出発。目指すはルーブルにあるアップルストア。 パリに来る前、iPhoneのソフトをアップデートしていなかったため、電話がかけられない。ホテルとスターバックスは、WiFiがよく切れるので、アップ…

フランス大統領選、第1回投票

フランス大統領選の第1回投票日。 早朝、スターバックスに行って、ネットで、ニコラ・サルコジ大統領(民衆運動連合=UMP)とフランソワ・オランド候補(社会党)のフェイスブックページやツイッターをみると、ウォールに何もない。ツイートも2日前から止ま…

八海山と懐石料理

「ライバルはシャンパンとかビールなんです。100回でも、こういうのを開きます!」と八海山ロサンゼルス駐在の黒澤久美子さん。彼女と、「バレンタイン懐石ディナー」を企画した酒ソムリエの新川智慈子さんの元気ぶりには頭が下がる。 バレンタインデーを…

タイムズスクエアで思ったこと

「県域免許って、だめじゃない! そんなものがあっては、革命どころか変革も起きない」 零下5度のタイムズスクエアに立っていて、突然気がついてしまった。 ムバラク大統領が会見し、退任を表明するかもしれないというCNNの報道をみながら、ニューヨーク・…

NYの若者が行く過激なパーティ

28日夜、ブルックリンにあるThe Labというイベント会場で開かれるパーティに向かった。立食でネクタイの人が集まるパーティではない。10代後半から20代前半のKidたちのダンスパーティだ。 現地に着くとすぐ、警官が何人か立っているのですぐに場所が分か…

真似をすればいいのか

ラスベガスで開かれた家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー、CESについて、こんな記事を書いた。 http://jp.wsj.com/IT/node_169277 80年代に米国の家電メーカーを駆逐してしまった日本の家電メーカーは、技術革新で今も先を行っているが…

トップセールス

ニューヨーク日本商工会議所の新春討論会にて。「日本の若者が内向きなのは、どうしたらいいのか」というのが議題の一つで盛り上がった。年末からこの話題は、国内から海外に広がって、遠くニューヨークでも話し合われている。 一夜明けて、オバマ大統領がニ…

銃撃事件関連ニュース

http://jp.wsj.com/US/node_170314 (銃撃事件関連のニュースをまとめたWSJジャパンのサイト) http://www.nytimes.com/2011/01/16/opinion/16pubed.html?_r=1&scp=1&sq=time,%20the%20enemy&st=cse (ギフォーズ議員が死亡という誤報がどうしてウェブサイト…

銃撃事件追悼式のオバマ演説

緊急でカリフォルニア州シリコンバレーに出張中。 機内でみていたMSNBCで、12日銃撃事件犠牲者の追悼式で、オバマが行った演説が、保守派からも絶賛されていることを知った。強硬派のアンカー、グレン・ベックが「合衆国大統領、どうもありがとう。あなた…

言論と銃

銃による犯罪が起きる要因として、先日紹介したデュプニク保安官を含め、「テレビや政治家が『言葉』によって人々を煽動するからだ」という議論が起きている。 特にリベラル派からは、銃を容認する強硬派のサラ・ペイリン元アラスカ州知事などがやり玉に上が…

ますますiPhone

銃撃されたギフォーズ議員の術後の様子をiPhoneのAP電を見ながら、昨晩は眠りについた。 地下鉄の中では、大抵ニューヨーク・タイムズかウォール・ストリート・ジャーナルのニュースを読む。 ちょっとした待ち時間はTwitter で、読みたい記事をチェック。自…

下院議員、狙撃事件

ラスベガスから夜行便で帰って来て、早朝にアパートに着きバタンキュー、と思ったら、iPhoneに「アリゾナ州選出、ギフォーズ下院議員、頭を銃撃される」という速報が入り、急いでテレビの前に。以来、家にいる時間はテレビに釘付け状態だ。 12月8日のジョン…

ラスベガス

ラスベガスの家電市に来ています。広いし、何をみにいくのか、下調べで寝る暇もなく。。。 Sent from my iPhone

新聞とオンライン記事の違い

ニューヨーク・タイムズ大晦日掲載の特集「軍の呼び出しにさらされる家族」は、ミニドラマのような人間模様が簡単な英語で鮮やかに描かれた記事で、地下鉄に乗っている時にiPhoneで一気に読んだ。オンラインに出た直後に読んだから、おそらく大晦日の前の晩…