4日目 20年ぶりにみたあるもの

4月25日(水)

知人の紹介で、K氏に会いにラ・デファンスへ。駅を降りると、ラスベガスみたいな大きなモール(とても、パリと思えない、ユニクロあり)、石油大手トタル、世界最大の原子力複合企業アレヴァの本社ビルが、どーんと建っていてびっくり。トタルは、世界の大企業トップ10に入っているフランス唯一の企業だからだ(トヨタ自動車が10位)
http://www.afpbb.com/article/economy/2619929/4348472

そこで、さらに一年前にニューヨークでお会いした作曲家の大島ミチルさんにも再会。パリと東京を行き来されているのをすっかり忘れていた。パリでは一番作曲が進むそうだ。お仕事は、パリ、ベルギー、中国など各国で。尊敬。

その後、K氏のつてで、サン・ドニ通りにある、T氏の映像プロダクションのオフィスへ。朝日ニュースターの新番組「ニュースの深層」にスカイプで出演するのに、インターネット回線が安定しているところを探していたからだ。このオフィスはパリでは珍しい光ファイバーを使っていて、これで一つ懸案が解決。

そのオフィスを探す間、サン・ドニで見たものとは。。。
売春婦たち。

うーん、ここまでそれっぽいかと思う、誰にも真似できないコスチュームですぐに分かる。ミニスカート、膝上までの黒いストッキングとそれを止める黒いガーターベルト、胸が大きくあいたトップに、真っ赤な口紅、大きなつけまつげ、折れそうなピンヒール。
もちろん、Pretty Woman のジュリア・ロバーツみたいモデルのような人は絶対にいない。
1920年代風の彼女たちが、いなくなる日はあるのだろうか。
(売春婦を見たサン・ドニの繊維街で、重い物を運ぶ仕事のために集まっている人々)