別天地

2010328()

 

私がチャーターしたSUVには、カティアンと、NGO間のつなぎ役をしているハーバード大のイヴェットを乗せて、ポルト・オ・プランスに移動。英語が話せる運転手を頼んだのに、ほとんど話せないことが分かった。

宿泊先のホテル、ル・プラザに到着。入った途端に、大きな東屋のようなカフェに白人があふれ、真っ白なマックを開いて仕事をし、フル装備のテレビクルーが打ち合わせをしている。床にはブーゲンビリアの花、真っ青なプールサイドにも白人が寝そべり、真っ白なテーブルクロスがかかった食堂で、シミ一つない制服を着たウェイターが動き回っている。ここだけ、外の世界と切り離された、「天国」で、難民キャンプに足を踏み入れた時よりも、逆カルチャーショックを受けた。

西側ホテルと異なる点は、小さな発電機から大きな発電機に切り換える夜9時に一時真っ暗になり、エアコンが使えるようになるということぐらいだ。



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