ハイチの虫

2010年3月10日(水)

友人のジュリアン・ビゴがハイチ入りを果たし、ブログ「One World」http://disfasia.net/oneworld/を始めた。
米大使館前で、鳩が電気のサーキットに触れて、爆発が起きるところから始まる。タクシードライバーに話しかけたら、「大国のポリシーを押し付けるな」と怒っていた、というのが以下の台詞。
“Erase the debt and financial reparations. We need hospitals and schools. We need literacy and we need to join forces to fight the hegemony of Canada, the USA and France–to stop them from imposing their politics on us. They “give” us money and they tell us how to spend it. Do you realize that one reason Aristide was deposed is because he wanted France to pay reparations to Haiti?” Claude spoke.

ハイチに一緒に向かうOrphans Internationalのジム・ルースやボランティア5人と、スタバで打ち合わせ。ジムが知り合いがいるからと、アメリカン航空に掛け合って得た直行便の料金が950ドル。知り合いがいないけど、私が掛け合うといったサリが、400ドル以下という取引を成立させてきた。面白い。


2010年3月11日(木)

ウォール・ストリート・ジャーナルにコラムの4回目掲載。
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_40461

2010年3月12日(金)

夜、ニューヨーク日系人会で開かれた女性実業家の会例会に出席。ハイチの子供たちに寄付するペンや鉛筆、ノートを募ったところ、大きな袋に2つ分集まった。お子さんが使わなくなった文房具をみなさんが持ってきてくれた。

その後、ニューヨーク平和映画祭の田中有美さんの自宅で、広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長らと、スカイプを使ってカンファレンス・コール。5月の核不拡散条約(NPT)見直し会議で、日米の平和・反核団体がニューヨークに集まる。このときのデモ行進で具体的に何をするか、アイデアを出し合う。Tシャツをそろえる、などなど。

このとき、仲間の一人で、ハイチに2週間ボランティアで入っていたマークが、帰国後、1週間も入院していたことを知った。食べ物が原因で入った細菌が胃で大暴れしたらしく、一時は血圧が大幅に下がって、呼吸器をつけていたそうだ。細菌の正体は不明。

きょうのオバマ ↓
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_40942/?nid=NLE20100312オバマの輸出倍増計画)