ハイチへの寄付金パーティ

2010年1月15日(金)夜

医療保険制度改革を支援するオバマ陣営の市民団体から、ハイチへの救援金をUNICEFに寄贈するパーティがあるというメール。急いで申し込み。
この団体Organizing For Americaは、オバマ政権の政策実行を支援するためにありとあらゆることをやっている。今は、19日(火)に迫ったマサチューセッツ州上院議員選(テッド・ケネディ議員の死去で空席になっている)で、民主党候補を勝たせるために、ニューヨークから同州有権者への電話作戦も繰り広げている。
パーティの場所は、ハーレム西側のクラブ。なぜそんなところで、と思ったが、地下鉄を降りてすぐに分かった。ハイチは言うまでもなく、中南米の一国だ。公用語がフランス語(とクレオール)なのでピンと来なかったが、ヒスパニック・ハーレムの住民たちにとっては、隣人だ。

(チェックを受け取るUNICEFのCFO−左)
UNICEFのCFOによると、3日間ですでに300万ドルが集まり、この日の夜中には500万ドルに達するという。
パーティでは次々に大金の寄付金が発表された。金額と寄付者の内容に驚く。
ドミニカ共和国(ハイチの隣)スーパー・マーケット協会(NY)が100万ドル、韓国テレビ(?)が100万ドル、などなど。
壇上には寄付団体の代表のほか、市監察官ジョン・リウ、public advocate(日本語分からず、リウとともに当選した)デ・ベラシオら民主党の大物がひしめき、最後にパターソン・ニューヨーク州知事が締めた。元共和党ブルームバーグ市長はやはり一線を画し、現れなかった。

(パターソン・ニューヨーク州知事。視覚障害者なので、スピーチ、声明は部下が録音したテープを聞いて暗記するという。今日は、関係団体の名前を横にいたマンハッタン区長がいちいち知事にささやいていた。覚え切れなかったのだろう)