ハイチ孤児施設続報

2010年1月14日(木)

CNNはハイチ報道一色で、ほかの国で何が起きているのか分からなくて困る。
友人ジムが運営するOrphan International(OI)から、ハイチの現地報告。孤児の施設は被災地から20マイル、60キロほど離れたところ。施設は壁が一枚くずれて、代表者が落ちてきた瓦で頭に軽症を負った以外は被害は最小。しかし、現状を把握するために現地に向かった関係者は、途中で山が崩れて、車を放棄して歩いて現地に向かう羽目になった。
待っていても、食糧が切れてしまうため、ドミニカ共和国から食糧を支給するルートを検討し始めた。全員の無事が確認されても、ジムたちの心労は続く。
確かに、ハイチのどこかに医薬品や食糧がたくさん届いたとしても、各地方自治体や団体や必要としている人々に隅々まで届くという保証は何もない。OIの動きを追っていると、いかに被災地で、最低限の支援品を手に入れるのも至難かがよく分かる。