ハイチ大地震とニューヨーク

2010年1月13日(水)

12日晩にハイチで大地震
友人ジム・ルース(Orphans International)が運営する孤児施設がハイチにあるので心配。昼ごろ、メールがあり、「現地と電話がつながらず、被害については全く情報がない」。
オバマ大統領がハイチ移民が情報を聞くためのホットラインを開いたと発表。ニューヨークはハイチ移民コミュニティがあり、ローカルテレビでは、住民が会議を開いて支援対策を練ったことが知らされた。
モントリオールの大学助教授(マイケル・ジャクソン死亡のとき取材した)ジュリアンからメール。「今晩のディナーの約束はキャンセル」という標題。ディナーの約束などしていないのに、と本文をみると、「今晩、ディナーに使うお金を、ハイチの人たちのために以下の団体に寄付しましょう」と呼び掛ける一斉メールだった。
CNNのチーフ医療コレスポンデント、ドクター・サンジェイ・グプタが現地入りし、なんとプレバル大統領をインタビューした。白いシャツ姿。「自宅は倒壊した。私は今晩寝るところがない」と大統領。
午後6時過ぎ、再びジムからメール。「みなさん、今現地と電話がつながり、ボランティアも子供たちも100%無事。建物も倒壊しなかった」。「知らせてくれてありがとう」とメールを打つと、「ケイコ、いいかな、ヤーーーーーホーーーー!!!!!」という返事。
CNNはイラン大統領選挙のときと同じように、アトランタ本社内にハイチ・デスクを開き、Facebook, Twitter, ブログなどありとあらゆるオンライン情報を集めて報道している。
ニューヨーク・タイムズは、ブログでさまざまなメディアから入る記事、ビデオをリアルタイムで流している。
http://thelede.blogs.nytimes.com/