7年ぶりの紅白歌合戦

2009年12月31日(木)

30日晩は、わが家でパーティ。ゲストはピアニストの西川悟平さんや、26歳のITカンパニーCEOなど計7人。
西川氏は、15歳から音大受験ために始めたピアノで才能が見出され、ニューヨークでリンカン・センターデビューを果たすものの、両手が動かなくなるという奇病にかかり、「一生ピアノは弾けません」と宣告された。しかし、奇跡的に、2本の指を残して回復したという経歴の持ち主。ピアノだけでなく、生活のために、マッサージやメイクを独学し、バーテンダーまでこなす。その多芸、エンターテイナーぶりにアメリカ人の女友達はうっとりして帰っていった。
http://www.motheru.jp/kakeru77.html(西川氏についての記事)

晦日、零下5度。再びタイムズ・スクエアへ。

(夜のカウントダウンイベントのために封鎖されたタイムズ・スクエア)

(午後6時、イベント開始、つまり午前零時に落ちるクリスタル・ボール―上方―が上昇していくときの花火)

その後友達の家で、7年ぶりに紅白歌合戦のビデオを見る。スーザン・ボイルが応援出場して大満足。歌が下手な人はダンサーがたくさん出てきて大量作戦。上手な人は一人でじっくり聞かせる。民放のアナウンサーまで応援に出てきたし、背面はCGをうまく使っていて様変わりだった。
その後、個人のお宅で開かれている恒例の年越し俳句パーティへ。各人が持ち寄った俳句や詩を詠んで、カウントダウンを迎える。「ベースボール・haiku」を著した常連のCor van den Heuvel氏の連歌は、すばらしかった。続けて出ていると、英語のhaikuの世界に耳が慣れてくる。
夜中1時半に解散になり、街に出ると、人でいっぱい。知らない人にもHappy New Year!!とあいさつしながら、箱根駅伝もミカンもこたつもないお正月を迎える。

きょうのオバマ   ↓

新年あいさつのビデオ。
http://www.whitehouse.gov/blog/2009/12/30/a-message-new-year-president
きょうは新聞がなかった。ニューヨーク・タイムズもニューヨーク・ポストもたまに盗まれることがある。日本のように再配達はしてくれない。電話をすると、それでは、購読料の1ドル25セントをお返しします、と言われるだけだ。