アフガニスタン増派

2009年12月1日(火)

きょうのオバマ  ↓

アフガニスタンへの増派を正式発表。感謝祭の前、つまり1週間前から増派を発表するとメディアが騒いでいた。これで、アフガニスタンは「オバマの戦争」になった。2日以降、市内で増派反対のデモがいくつかある。
2日のニューヨーク・タイムズは、「オバマ、増派と2011の撤退を誓う」という見出しが、一面一番上の左から右まで走る(新聞業界用語で「はちまき」)。めったにないことだ。
先月、フロリダの基地で、イラクやアフガンへの徴兵を嫌って、軍医が13人を射殺する事件があった直後、というのに、すごい決断だ。
戦争に賛成する保守派は喜んでいるが、戦争に反対するリベラルにも配慮して、2011撤退開始を盛り込んだ。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/11/30/AR2009113002012.html?hpid=topnews(ワシントン・ポスト本記。「オバマは自己矛盾を起こしている」)
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/special/afghanistan-pakistan/timeline.html(アフガンへの増派の推移グラフ)
http://voices.washingtonpost.com/44/2009/12/obamas-afghan-policy-speech-at.htmlオバマ演説全文)

アルジャジーラ・イングリッシュのビデオはわかりやすい。アフガンの人は増派に反対。「増派イコール、一般のイスラム教徒がさらに殺害され、家も荒らされるということ」とカンダハルの住民。

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