オバマのノーベル平和賞

2009年10月9日(金)

新橋ガード下の九州ラーメンのお店で、某テレビ局の偉い人と、レバ刺しをつついていたら、
「そういえば、オバマノーベル平和賞取ったよ」と言われた。
バラエティ番組のADをされていた方なので、
「またまた、うそでしょう」
「うそじゃないよ、ほら」
と見せられた携帯電話の速報ニュース。「ノーベル平和賞オバマ米大統領が決定」
「候補じゃないの?」
とまだ信じられない私。
「決定って書いてあるでしょ。やだな、日本語忘れたの?」

第1印象。早過ぎる、とともに、なんて運の強い人だ。これで、大統領として実績を残せなくても、一生「ノーベル平和賞受賞者」として生きていける。
CNNで記者会見を見た。
「朝、娘マリアが来て、パパ、ノーベル賞もらったのよ。それから今日は(オバマ一家の愛犬)ボーの誕生日よ、と言われた」とジョークで始めた。

(オバマ受賞会見、6分。「正直のところ、自分が賞に値するとは思っていない。賞は、さらなる行動への呼びかけ」と話した)
http://views.washingtonpost.com/post-user-polls/2009/10/obamas-nobel-prize.html?wpisrc=newsletter&wpisrc=newsletter
これは、ワシントン・ポストの読者投票欄。「オバマノーベル平和賞に値するか?」という問いに、yes,noで答えると、投票結果が見られる。受賞ニュースから半日で、39800人が投票。yesが45%、 noが55%。

http://voices.washingtonpost.com/44/2009/10/09/reaction_obama_wins_nobel_peac.html?wprss=44
ワシントン・ポストの「反響」記事。受賞が決まって世界中からお祝いの言葉。しかし、早くも夕方には、ホワイトハウス内が困惑しているかが手に取るように分かる。
ハワード・クルツ記者がtwittertweet。「今、ホワイトハウスのトップと話した。ノーベル平和賞がこんなにネガティブな要素として、(ホワイトハウスが)克服していかなければならないものになるとは、興味深い」。
http://www.nytimes.com/2009/10/10/us/politics/10assess.html?_r=1&ref=global-home
ニューヨーク・タイムズの解説。反ブッシュの世界各国が彼を賞賛している中で、安全保障の面では、公約ほどの仕事をしていない。ノーベル平和賞は、国内的には諸刃の刃、としている。