いらないものセール

2009年8月30日(日)

友人ショーナの家で、stoop sale (stoop=ニューヨークに一般的な3階建てタウンハウスの玄関に上る階段)。つまり、いらないものを格安で、通行人に売りつける。郊外ではガレージ・セールというのだろう。友人キャロリンと、その弟デビッドも加わり、4人で古着や靴、雑貨をもちよった。
stoop saleとは名ばかりで、家の前の歩道に勝手にお店を広げる形式だ。

ショーナは過去のルームメートが、地下室に残していったゴミ同然の雑貨も出した。埃だらけの14インチテレビ、ラジオが聞けるだけのCDプレーヤー、サイズ9(大足)のかかとがない女性教師用靴、ひびが入った鏡、皮がはげた皮製ペン立て、留守電が聞けるだけの電話機。これらをすべて2,3ドルで売ったので、利幅は最大だ。教師の靴が売れたのはみなびっくり。購入した女性によると、靴自体は180ドルもする。10ドルでかかとをつけるだけで、使える、と喜んでいた。
「不況時の買い物は、stoop saleに限るわよね」
私が出したのは、主に企業のイベントでもらうノベルティ。USBメモリーやMP3プレーヤー、bluetoothのイヤホン、ゴルフボール、ノート、ピンバッジ、バッジホルダー。すべて1ドルで早い時間に売れた。普通の人は、ディズニー以外がグッズを売っている(作っている)とは思わないので、携帯電話メーカーや半導体メーカーの名前がついているのを、珍しいと喜ぶ人もいた。。。。
このほか、人からもらった使いかけのオーデコロン、マニキュア、古いTシャツ、CDなど、思いもしないものが売れ、売り上げは20ドル程度。3ドルでキャロリンからセーターを買い、地下鉄往復4.5ドル、粗利益は12.5ドルだった。

(ファーマーズ・マーケットのお買い物、キャベツのしわが強烈でおいしそう)

(先週の飲茶レストラン。数百人は入るがほぼ満席)