「正念場」のオバマ

2009年7月1日

きょうのオバマ ↓

医療保険改革を訴えるため、バージニア州でタウン・ミーティング。

ホワイトハウスのウェブに送られたビデオ、Twitter、と会場の質問に答える形式。質問したデビーという女性は、今にも泣きそう。腫瘍がみつかり、放射線治療で消えたものの、治療のせいで失業、保険も失った。ところが、また腫瘍が見つかり、医療費を払う目途がまったくない、私のような人間はどうなるの?という質問。
オバマは「まず、ちょっとこっちに来なさい」といって、ハグ。拍手。しかし、質問にはきちんと答えなかった。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/2009/07/01/ST2009070102899.html?sid=ST2009070102899

フィナンシャル・タイムズによると、オバマがこの医療保険改革に失敗した場合は、選挙を戦った2百万人の有権者が失望し、来年の中間選挙で、共和党が再び議会で多数派となり、残った2年の任期は、「何もしなかった」大統領で終わってしまうという。つまり、医療保険改革はオバマにとって「正念場」だ。