核廃絶を目指すイベント

2010年1月22日(金)

1カ月弱で、仲間とバタバタと準備したイベント本番の日。
5月に開かれるNPT=核拡散防止条約の運用方法を見直す会議(5年に一度、ニューヨークで開催)まで100日を迎えて、核廃絶を目指すキックオフ・イベント「核のない世界にYes!平和へのカウントダウン100日前!」。120人集まった!
http://www.mbs.jp/news/jnn_4338691_zen.shtml(TBSの報道)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000189.html共同通信
http://news.rcc.jp/?i=MTA0Mjk=&#a(広島RCC放送)
先日、ニューヨークを訪れた広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏から急にリクエストがあり、準備。広島と、リーパー氏が出張中の東京と、ニューヨークの会場(ミートパッキング・エリアのお洒落なギャラリー、hpgrp Gallery)を、インターネットでつないで、イベント交流をするという企画。10数年前だったら、衛星回線を借りる数千万円の費用がないとできなかった話だ。
50人ほど来るか、と仲間内で話していたが、蓋をあけてみたら、大盛況。とにかく、雰囲気がよかった。朗読や、歌を100人からの人が、真剣に聞いてくれた。

(メンバーの核となった、ニューヨーク平和映画祭主催者の田中有美さん=左が、5月のNPT見直し会議の様子を広島の聴衆100人に説明)

(ギャラリーの壁に投射した3カ所の会場の様子。左が広島の朗読者、真ん中が東京のビジネスホテルにいるリーパー氏。右がニューヨークの会場)

(ハイライトの一つ、「ヒロシマナガサキ議定書を読む本」の朗読。広島側が日本語で、ニューヨークが英語で読む。議定書は2020年までに核廃絶を目指す具体的道筋を提案するもの。左から演出家ジョナサン・フラック、翻訳家・シンガーのマリー、シンガー・ソング・ライターの武内剛君、田中有美さん)

(議定書に発想を得て、書き下ろした新曲を歌ってくれた武内剛君と、シンガーのユキコさん。剛君はアメリカ人と日本人のハーフ、名古屋出身。彼の優しい心が表現された曲に感動。東京のリーパー氏も、興奮して、それまで日本語だったのに、英語でビデオ会議に割り込んできて、「よくやった」とコメントした)
この集まりの主体となったのは、イラストレータ黒田征太郎氏が始めた「ピカドン・プロジェクト」。先の議定書の本をプロデュースしたのも、黒田氏と広島市民。この本を広めて、5月に備えるのがプロジェクトの最大の目的で、5月までいろいろイベントが続きそうだ。