タイガー・ウッズとパーティ・クラッシャー

2009年12月12日(土)

朝からタイガー・ウッズのニュースばかりだ(CNN)。
11月28日未明に自損事故を起こした後、夫婦仲の悪さが取りざたされ、その上、付き合いがあったという女性が次々に現れた。ニューヨーク・ポストは、事故の翌日からほぼ2週間毎日、デートをしたという女性の「プレイボーイ誌」風写真を一面に掲載している。
ウッズはとうとう、11日に声明で不倫を初めて認め、家族との関係修復のため、ツアー参加を自粛すると発表した。
ウッズの動向は有名人によくある話として、今回驚いたのは、告白をした一連の女性たちに渡った「金」だ。友人がタイガーに会っていた、とメディアにもらした人物までが25000ドル受け取ったというのに始まり、ビキニ姿でポストに写真が出ていた女性たちには10万ドル超という金額が、「写真代」という名目で出ているという。
「有名になってお金がもらえるなら何でもする」という話は、オバマ大統領の初の晩餐会に、招待状なしで潜り込んだカップルの話にもつながる。
http://www.msnbc.msn.com/id/34350958/ns/politics-capitol_hill/
タレクとミシェル・サラヒという美男美女カップルは、11月24日ホワイトハウスで開かれた大統領の晩餐会に、招待状なしで「侵入」し、大統領と握手をし、バイデン副大統領とミシェルはツーショットを撮った。SPの説明では、金属探知機は通っていた。
この二人は、金持ち妻たちのスキャンダラスな生活を暴露するテレビ番組に出たがっていた。また、「侵入」の前後をテレビ局が撮影しているという話まで流れた。
騒ぎが起きると、二人はセレブのように「声明」を出し、「招待されていて、闖入したのではない」と主張している。黒人初の大統領として、暗殺を警戒した厳重な警備が展開されているが、公式晩餐会で、招待状のない人物がホワイトハウスにまさか来るとは想定していなかったために起きた事件だ。しかし、非常に後味は悪いのは、この二人の「欲」から起きた事件だからだ。