松井秀喜のMVP

11月4日(水)夜

忙しかったので、ワールド・シリーズのヤンキースフィリーズは、7回表になってから、近くのバーに行って観戦。立錐の余地もなく、ヤンキースの優勝を見届けようとする人でいっぱい。
優勝、そしてMLBコミッショナーがMVPに「ヒデキー・マツーイー」と発表した時は、優勝の瞬間よりも大きな歓声がはじけた。日本人と分かると、見知らぬ客がハグしに来た。松井のインタビュー。日本語で通訳を通してだが、みなが「シー、シー、松井がしゃべるぞ」と言って、バーは一転して静まり返った。
松井はニューヨーカーにこよなく愛されている。左ひざに7本のボルトを埋め込んだまま、「歴史」を作り、ニューヨーク・ヤンキースの「伝説」となった。来シーズンから姿を消しても、ワールド・シリーズの度に、毎年確実に、テレビ解説者が彼の記録を口にし、ファンは「俺はあのときの松井をどこどこで見たんだ」と語り継ぐ。
http://www.nytimes.com/2009/11/05/sports/baseball/05matsui.html
ニューヨーク・タイムズ「松井は記憶にどどめられる」、7シーズンをプロフェッショナルに、そして群を抜いた働きをしたし、今もそうだ。ホームランを打った後もにこりともせず、前を見つめ続けた、と描写)