におい・アンド・ザ・シティ

2009年9月1日(火)

この数日、気になった記事。
http://www.nytimes.com/2009/08/31/books/31bowles.html
映画にもなった文学作品「シェルタリング・スカイ」の作家ポール・ボウルズが亡くなって10周年、作品が出版されて60周年。あまりに変わった救いのないテーマで出版社が最初拒否したが、テネシー・ウィリアムズはカミュの再来、と評価していた。最近読んだカポーティのAnswered Prayerに、妻のジェイン・ボウルズが出てきた。主人公がモロッコ・タンジェを訪れたときに会っている。
http://www.nytimes.com/interactive/2009/08/29/opinion/20090829-smell-map-feature.html
Op-Ed ならぬOp-Art。Sunday Opinion セクションから。「におい・アンド・ザ・シティ」。
ニューヨークの夏はとにかく「臭い」。生ゴミの異臭が主体。破れたゴミ袋から染み出た異臭の液体がいつまでも道路のくぼみに残っている。これに着目した作家が、マンハッタンの「におい地図」を作った。
私が住む近所は「シャワー・ジェル、焼いていないピザ生地、シナモンパン」など。
高級住宅地のグラマシー・パークはさすがにゴミのにおいがなし。「土と樹木のにおい」。
http://projects.washingtonpost.com/potus-tracker/?wpisrc=newsletter
さすがワシントン・ポスト。オバマがどの政策に、どのくらいの時間を費やしたかが、会談、レク、ミーティングの回数で、一目で分かるマルチメディア。
一番多いのが「外交」、一番少ないのが「移民」。