やせる新聞

2009年7月20日(月)

新聞のやせ細り方が激しい。特にニューヨーク・ポストは、以前は折り曲げられないくらい厚かったのに、今は配達時に折り曲げて輪ゴムでくくってある。
ニューヨーク・タイムズも四苦八苦が紙面に歴然。
一番外側の国際・内政ニュース分冊は、いつも洒落たデパート、ブランド物の広告だったが、今は旅行会社、携帯電話、カイロプラクティックなども目立ち、痛々しい。
2,3ページ目は、しばらく前から、各分冊のハイライトを載せていたが、最近それを2ページ目だけにして、1ページ目から中面に及ぶ長文記事を3ページ目で掲載するようになった。これまでは、1P記事は20Pぐらいまで飛んでいた。
しばらく、ビジネス分冊と合体していたスポーツ分冊は、今野球シーズンのせいか、再び独立。タイムズみたいな大新聞が、なりふりかまわず試行錯誤中、という感じだ。
ニューヨークのニュースは、国際・内政分冊に入るようになってしばらく経つが、日曜版に「メトロポリタン」という分冊を作った。これは、いまいち狙いが読めない。

そんな中、最近リベラル系ブログサイト、ハフィントン・ポストのブロガーになった友人ジム・ルースが、「超ローカル新聞は元気」という記事を書いた。
http://www.facebook.com/ext/share.php?sid=104565863947&h=RP9Dd&u=j_tg5&ref=mf

(養子のマシューとジム)
彼はマンハッタン島の隣にある小さなルーズベルト島の住人。そこの新聞Main Street WIREは、12000人の購読者がいて、不況にもめげず強いという。ちなみに、島に道路はMain Streetしかない。
ジムは、スリランカやハイチなどで孤児院を展開するNGO,Orphans International創立者というのが本業だが、このNGOが10周年、ジムは50歳の誕生日を迎える、というのが最近WIREの一面トップになった。。。

きょうのオバマ  ↓

http://voices.washingtonpost.com/44/2009/07/20/on_moon-landing_anniversary_ob.html?wprss=44
アポロ11号が月に着陸して40周年で、アームストロング元飛行士らとお祝い。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/20/AR2009072002273.html?wpisrc=newsletter
医療保険改革をめぐって、医療関係者と意見交換。8月8日までに議会上下院の投票を終わらせたいとしているが、共和党の抵抗が強まっている。