イスラエルの新聞

2009年6月21日

エルサレム・ポスト The Jerusalem Postというイスラエルの新聞が突然、ニューヨーク・ポストにはさまって配達された。題字の下の説明によると、ニューヨーク・ポストとの提携で、ニューヨークで10万5000世帯に配布するという。

調べると、エルサレム・ポストはイスラエルで唯一の英字紙で、やや保守系(ほかはヘブライ語)。
同紙は、今年1月にWall Street Journalと提携した。Journalとニューヨーク・ポストは、メディア王ルパート・マードック氏の会社、ニューズ・コーポレーション保有しているから、ニューヨーク・ポストの印刷局エルサレム・ポストを刷ることにしたらしい。(マードック氏は78歳。妻は中国人で30代)
ニューヨーク・ポストは、マードック氏傘下の新聞で保守の急先鋒だから、論調も合致したのだろう。
ちなみに、エルサレム・ポストの一面トップは「オバマ政権がイスラエルよりだと思っているのは、イスラエルユダヤ人のわずか6%」と、オバマ批判で、ニューヨーク・ポスト向きだ。
ニューヨークのユダヤ人(歴史的にはリベラル)を保守に取り込もうという狙いか。

テレビのNY1によると、同性愛者とユダヤ人を排除しようというデモがあった。これに対抗して、ユダヤ人のグループと、同性愛者のグループもデモをした。レズビアンのカウンシル・スピーカーで市長の右腕、クリスティン・クインも同性愛者のデモに参加した。

きょうのオバマ ↓

父の日のイベントを金曜日にホワイトハウスで催した。新聞によると、バーベキュー・パーティだったらしい。